クアドラファイアの歴史と技術
薪ストーブメーカーとしての長い歴史と実績
クワドラファイアは、1979 年にアメリカのワシントン州でダン・ヘンリーとアラン・トラスラーが創業しました。全ての人が簡単な操作で最高の燃焼パフォーマンスを発揮できることが、自分達の使命と考えていました。操作の簡単なクリーンバーンに資産を投じて研究に没頭しました。2 年間の研究成果によりEPA(アメリカ環境保護庁)の規定もクリアした四次燃焼システムを開発し、特許を取得しました。性能と使いやすさを追い求める2 人は、自動燃焼制御システム(ACC)や灰除去システム(ARS) など性能と機能性を高める開発を次々と行っていきました。1998年にHHT 社のグループに入り、最新技術を完備した工場を設立したことで、さらに高クオリティなストーブを生産できるようになり、燃焼効率の高さと低排出ガス、デザインの良さは、世界各国で高い人気を誇っています。
ストーブの性能を追求し続ける
飽くなき向上心
今では、クワドラファイアの代名詞とも言われる四次燃焼システム「クワドラバーンシステム」。1990 年のEPA (アメリカ環境保護庁)による薪燃焼規制の制定後、2 年間の研究開発を経て、特許を取得したこの独自システム。火室内の4 カ所で燃焼させることで高効率な燃焼とガラス面いっぱいに広がるダイナミックな炎が魅力です。対流熱を発生させるコンベクションシステムに堅牢な構造、大型灰受皿等、クワドラファイアの燃焼性能と操作性を最優先させる理念は、今日も受け継がれています。
美しい光沢が高級感を演出
温度変化で重みのある色合いに移りかわる
エクスプローラーには、鋳鉄の素材感を生かしたクラシックブラックのほかに、ホーロー加工した、ホーローマホガニーがあります。ストーブ表面に釉薬(うわぐすり)を塗り、高温での焼き付け処理を行っています。光沢のある滑らかな質感は、インテリアとしてリビングを美しく飾ります。薪を焚くことで表面温度が上がり、重みのある色合いに遷移していき、温度が下がると元の色に戻ります。その過程を楽しむのも魅力的です。
※エクスプローラーⅢはホーローマホガニーの設定はありません