名門バーモントキャスティングスに新しいレジェンドが加わりました。その名はダントレスフレックスバーン。ダントレスとは勇敢な/ひるむことのないという意味を持ちます。真冬の寒さにひるむことのない勇敢な薪ストーブ、それがダントレスフレックスバーンです。正面から眺めるとほぼスクウェアなデザインのダントレスフレックスバーン。観音開きのガラスドアにはコロニアル風の格子によって、火室で燃える炎をより立体的に見せる工夫がされています。クラシカルなイメージを持ちつつ今日的なすっきりしたシルエットがバーモントキャスティングスの最新型モデルであることを表しています。これまでアンコールとイントレピッドフレックスバーンの間には出力的に差がありました。そこを埋めるちょうど良いサイズとしてダントレスフレックスバーンが開発されました。このサイズは日本の多くの住宅に寄り添う大きさと言えます。しかしながら最大熱出力は12,400kcal/h、連続燃焼時間は11 時間とパワーもスタミナも十分に持っています。
フレックスバーンとは新たに開発されたバーモントキャスティングス独自の燃焼方式のひとつで、クリーンバーン燃焼と触媒燃焼を併せ持ったハイブリッド型の燃焼方式です。一次燃焼で燃え残った排気ガスに新鮮な空気を吹き込むことで浄化するのがクリーンバーン燃焼で、シンプルなシステムながら高い浄化性能をもっているため、クリーンバーン燃焼は世界標準となっています。これにオプションの触媒を付ければ、低い温度帯から90%以上の浄化が始まり、高温になっても燃焼効率は82%以上を保ちます。一酸化炭素の発生も低温から高温まで一定して抑えます。もちろん燃焼に関しては自動温度調整機能を持つため、右側面のコントロールレバーで好みの温度に設定してください。指一本で動かせるほど軽快です。バーモントキャスティングス伝統の完成の域に達したバイメタル式のサーモスタットによって薪の続く限り設定の温度帯を保ってくれます。ダントレスフレックスバーンは最大モデルのデファイアントとほぼ同じサイズのグリドルを持つので、さまざまな薪ストーブクッキングを楽しめますが、ここにオプションのクッキンググリルを装着すれば暖を採りながら手軽に炭火焼き料理も楽しめます。このグリドルは開閉式のため薪の投入口としての役割もあり、バイパスダンパーを開けて薪の投入を立ったまま行えるので、膝や腰への負担が軽減されます。暖房、料理、環境への配慮を最新の燃焼方法で実現したダントレスフレックスバーンは、日本のベストサイズでもあります。
ドアを開けても薪が落ちないような安全装置(アンダイアン)を左右に二つ装備しています。
エアーカーテンによって、ガラスは常にクリーンに保たれます。
背面下部にある外気導入に対応する給気口。